更新日:2026年6月11日
ここから本文です。
神奈川県内の障害者支援施設向けの意思決定支援実践研修事業費補助金についてご案内しています。
県は障害者支援施設向けに、意思決定支援実践研修事業費補助の申請を募集します。この事業は神奈川県版意思決定支援ガイドラインを活用し、県職員や意思決定支援専門アドバイザーの支援を受けながら障害者支援施設の利用者3名以上を対象とした意思決定支援の実践を行い、それに伴う代替職員の雇用、もしくは、すでに雇用した職員の時間外勤務等の経費の一部を補助するものです。(最大100万円)
要綱、要領等をご確認いただき、申請をご希望される場合や事業の詳細な説明をご希望の場合は下記お問合わせ先までご連絡ください。
下記は、令和7年度に意思決定支援実践研修事業費補助金を活用して取り組んだ施設です。
| 施設名(所在地) | コメント(事業開始時) | コメント(事業開始1年後) |
|---|---|---|
| 綾瀬ホーム(綾瀬市) | 一人ひとりの思いに寄り添い、安心して自己決定 できる環境を整えます。 |
意思決定支援のプロセスを学ぶ事で、職員本来の仕事とは何か改めて考える機会が得られました。また、職員がこれまで気づけなかった利用者方のストレングスを知ることによって、今まで見てきた利用者像が大きく変化したことに驚きました。その事から、利用者方には力があるんだという事を再認識する事が出来ました。 |
| 足柄療護園(南足柄市) | 意思決定支援の展開に必要な組織体制と具体的な支援手法について、学ぶ機会としたい。 | 1年間、アドバイザーや県の方々に助言をいただくことで、意思決定支援の実践を学ぶことが出来た。これからは組織として職員全体にこの取り組みを拡げていき、一人一人のご利用者の意思・想い・望みを生活につなげていきたい。 |
| 湘南あおぞら(藤沢市) | 私たちの活動の理念は、「インクルージョンふじさわ」と「それぞれのmylife」を実現することです。利用者の皆さんが慣れ親しんだ地域の中で、その人らしく、当たり前の生活が送れるように、この取り組みを通じて、職員の支援の質を高めていきたいと思います。 |
意思決定支援のためのアセスメントとしてご利用者様の生活史を丁寧に探っていくことで、「その人らしさ」の多くの新鮮な気づきを得られた。この視点をチームで共有できたことで、ケースカンファレンス等でも多角的な意見交換が行われる機会もみられてきている。一方で、挙がった意見等を支援として具体化させていくことについてはまだ実行できていないことも多いので、継続して事業所内での取り組みを進めていきたい。 |
| リエゾン笠間(横浜市) | この取り組みを通して意思決定支援への理解を深め、利用者の望む暮らしの実現に向けた体制を整備し、利用者が主体的に暮らしていける環境づくりの参考にしたいと思います。 | 職員間において意思決定支援が重要であることは頭では理解できていても、実際にガイドラインに沿って取り組むことでご本人の新たな一面が見えてきたり、職員の見立てやご本人との関係性や問いかけ方に変化や工夫がみられた。当事者の意思の汲み取りのみならず、職員の持つ解釈を拡張する意味でもガイドラインに沿った取り組みは有益であったと思います。 |
| 航(横浜市) | ご利用者の意思決定の機会を見逃さないよう、改めて学ぶ機会にしたいと思います。 | 利用者ご本人の思いを知るために、ご本人とのやりとりだけでなく、ご家族や昔を知っている職員などにアプローチしながら考えて行くことができ、職員にとって大きな学びとなりました。また、サポーターやアドバイザー様から、普段関わっている職員だけでは考えつかない切り口からのご助言をいただくことができ、支援の幅が広がりました。今後は、今回チームでの取り組みに参加した職員のさらなるスキルアップはもちろん、今回取り組んだ利用者さんとは別のチームの職員にも経験してもらいたいと思います。 |
| 湘南希望の郷(藤沢市) | 法人の基本理念である「障害者が当たり前に暮らせる環境づくり」の下、利用者お一人おひとりのお気持ちに寄り添いながら、意思決定支援の取り組みを施設全体で取り組める仕組み作りをしていきたい。 | これまで取り組んできた意思決定支援は、はじめは支援の一つとして考えていました。組織一丸となって取り組むことで、改めてアセスメントの重要性を感じました。ご本人への理解を深めたことで、日常生活の様々な意向確認の姿勢が意思決定支援に繋がり、ご本人の理解が深められたことで関わり方に変化が起きました。これからも「意志を言うことが出来る・意志を伺う・意思を尊重する」ことを大切に意思決定支援を進めていきたいと思います。 |
| 横浜市総合リハビリテーションセンター(横浜市) | 意思決定支援を改めて見直し、今後の支援がより良いものになるように職員全体で学んでいきたいと思います。 | 大きな意思決定は突然できるのではなく、小さな意思決定が積み重なって“形になる”。意思決定支援事業に取り組んできた職員は自信を持つことができました。この取り組みを担当した職員だけでなく、皆が意識してご利用者の意思決定支援に取り組めるようにしていきたいです。 |
| たっちほどがや(横浜市) | 意思決定支援実践研修を通し、支援力の向上及び継続的な意思決定を支援していく組織体制の構築を図る。 | 関わりや支援により、ご利用者の表情や表出の変化が実感できた。職員も意識的に関わりご利用者と向き合うことで、小さな変化の気づきや意思を汲み取ろうと寄り添う支援に繋がった。また、ご家族の参加やアドバイザーからの助言は支援の展開に活かすことができた。取り組みを施設全体で継続していくことが大切であり、体制や仕組みつくりが必要だと感じている。 |
| くるみ学園(横浜市) | すべての利用者の意思決定について真摯に取り組み、最善の利益が図られるよう努めていきます。 |
〇ご本人の表出で好き、嫌いを判断するのではなく、新たな体験を提供する機会をつくることの大切さを学ぶことが出来ました。 〇 私達が日常的に行っている支援について、外部の方からいただいただいたアドバイスを元に支援を考えていくことが、新鮮でとても勉強になりました。 利用者の方の表出を今まで以上に注意深く探ることで、ご本人の意思が見えてくるという点や、『意思は揺らぐもの』という視点を今回の取り組みで実感する事が出来ました。 今後も、今回学んだ視点を軸として支援を行っていきたいと思います。 |
| ホルツハウゼ(横浜市) | すべての利用者の意思決定について真摯に取り組み、最善の利益が図られるよう努めていきます。 |
〇今回の意思決定支援の取り組みを通して、本人の意思は言語による表出に限らず、ジェスチャーや行動を通しても十分に表現され得るものであることを改めて実感した。肯定的な意思としての手合わせ(お願い)や、否定的な意思としてのバイバイ(拒否・終了)といった表出が定着したことで、本人が自ら選択し、その意思を伝える機会が増え、支援の方向性を本人の意思に沿って調整しやすくなった。 また、職員間でこれらのジェスチャーを共通のサインとして捉えられるようになったことで、本人の要求や気持ちを以前より丁寧に汲み取る姿勢が育まれた。その結果、支援が一方的なものではなく、本人とのやり取りを重視した関わりへと変化してきていると感じている。 今後も、本人の小さな意思表出を見逃すことなく、家族・職員・組織が一体となって、本人主体の生活につながる意思決定支援を継続していきたい。 〇今回の支援では、利用者がいつも口に出している地名に、複数回向かった。その中で支援員が思っている以上に思い入れのある土地が本人にとって安らげる場所である事、 思い出が深い土地で過ごす事の楽しさを表情や活動後の発言から推し量る事ができました。それに伴って施設全体が、利用者さんの行きたい場所や生まれ育った土地での活動を やってみよう!という雰囲気になり、いままでより一層本人視点で本人の為になる事を考えようという気持ちが強くなりました。 |
| 神奈川後保護施設(横須賀市) | より良い支援とは何か、普段の支援を振り返りながら、意思決定支援の重要性や支援のためのスキルを学ぶ機会としたい。 | ご本人の言動から何かを感じ取ることが大切だと思った。 そこから興味があることへ話を広げることで、もっとご本人を知ることができると思った。 |
| 重度神奈川後保護施設(横須賀市) | 意思決定支援の取り組みを通じ、支援者としてのノウハウを学びながら、より良い支援が提供できるように、チーム全体で理解する機会としたい。 | 日々の利用者様の行動などを記録に残す。 利用者様が意思を表出できるような支援を心がかけていきたい。 |
| シャローム浦上台(横須賀市) | 今までは独自の方法で実施していたので、今回しっかりと学び今後に活かしていきたいです。 | 意思決定について、今までも意識はしていたが、改めてプロセスを学ぶことで、自信に繋がった。利用者さんの新たな情報や過去のことなど聞くことにより、利用者さんの理解をより深めることができた。 |
| 青葉メゾン(横浜市) | 意思決定支援の真の意義と組織的な支援体制の構築及び支援技法を学ぶ機会としたい。 | 日々支援を行っている中での何気ないやり取りも意思決定支援の範囲内にあるという気づきを得られた。 一方、施設内研修で意思決定支援をテーマにするが、言っていること、理念としては理解できるが実践としては何をすべきかの開きを感じるという意見もある。 |
| シーダ日野学園(横浜市) | 日常の業務に追われがちですが、改めて利用者 様の意思を汲み取り、 生活の中での意思決定や意思伝達を支援、実現していくことを目指します。 | 意思決定支援について、座学的な研修だけでなく、意思決定支援の実践的な進め方についてアドバイザー、サポーター、県職員の方々に伴走していただき実際支援に当たる職員だけでなく、管理者としても理解を深めることができました。このような機会を与えていただいたことには感謝の一言です。 |
| 鎌倉清和園(鎌倉市) | 意思決定支援実践報告会に参加して、どこまでできるか正直不安にもなりましたが、利用者一人ひとりの支援のために有意義な機会にしたいです。 | 本事業に取り組む以前は、入所施設にありがちな日課中心の支援となりがちであったが、意思決定支援の実践を通して、利用者本人と丁寧にかかわる時間を意識的に確保するようになった。その結果、これまで把握できていなかった本人の思いや特性に気づく機会が増え、記録内容も抽象的なものから具体的な支援視点へと変化した。また利用者の行動や困りごとは本人の問題として捉えるだけでなく、環境や支援方法との関係性の中で理解する視点が養われたと感じている。日課をこなすことに追われていた支援から、本人主体への支援へと意識が変化し、自然な関係づくりにもつながった。本事業で得られた経験や視点を、今後は職員間で共有し、施設全体の支援力向上に活かしていきたい。 |
募集締切日 令和8年5月29日(金曜日)
※予算に限りがあるので先着順となります。また、締切後でも予算に余裕がある場合は対応を検討できますので、お問合せください。なお、申請対象となるサービス種別は「施設入所支援」となりますのでご留意ください。
意思決定支援専門アドバイザーは、県から委嘱を受けて以下の業務を行います。なお、意思決定支援専門アドバイザーの氏名及び所属については、令和8年度意思決定支援専門アドバイザー一覧(PDF:332KB)からご参照ください。
〇意思決定支援専門アドバイザーの業務
県からの依頼に応じ、意思決定支援についての必要な指導・助言等を行う。
当事者目線障害福祉グループ
電話:045-285-0548
内線:5091
ファクシミリ:045-210-8854
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。