初期公開日:2026年10月27日更新日:2026年10月27日
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週10時間未満の短時間雇用により、障がい者を雇用した神奈川県(共生推進本部室)の事例です。
就労移行支援センターから紹介していただき、仕事内容などを聞いた上で応募しました。

主な業務として、データ入力を行っています。そのほか、県内の小・中・高等学校や特別支援学校での出前講座で、神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して~及び「当事者目線の障害福祉」の理念について、当事者目線で説明しています。
また、資料の作成や、大学での出張講義にて、当事者目線の障害福祉に関する障がい当事者の意見等の発信にも関わっています。

仕事と通院を両立しています。例えば、勤務日以外に通院の予定を入れるなど、自分の体調や予定を考慮しながら働いています。週10時間未満という短い時間だからこそ、無理をせず、自分の体調を考慮しながら働くことができています。自分の体調と仕事とのバランスを取りながら働けるという点が、大きなメリットだと感じています。自分にとっては、現在の働き方に意味があると感じています。通勤については、現在のところ、大きな負担とは感じていません。
一方で、障害の状況によっては、通勤そのものが負担になる方もいると思います。そのため、在宅で働ける仕事がもっと増えていけばよいと思っています。
以前の勤務先では、仕事をする中で気持ちに余裕がなくなり、パニックを起こしてしまうこともありました。現在は、勤務時間が短いことで、自分の気持ちや体調に少しずつ余裕を持てるようになりました。余裕があるからこそ、仕事以外のことにも取り組むことができています。以前と比べて、自分の生活や体調を考えながら働くことができるようになったと感じています。
また、この働き方により、仕事だけで、生活の時間がいっぱいになってしまうのではなく、仕事以外の時間を趣味などに使うことができます。働くことと、自分がやりたいことの両方を大切にできる点が、よいところだと感じています。
一人で抱え込まないようにしています。周囲に助けてくれる人がいるため、困ったことがあれば、相談するようにしています。相談できる人がいることで、困ったときにも、安心して仕事に取り組むことができています。
自分の経験を生かし、人に何かを伝えることにやりがいを感じています。特に、出前講座などで自分が話した内容を、相手に理解してもらえたときには嬉しく感じます。相手に分かりやすく伝えるためには、どのような内容にするか、どのような伝え方をすれば理解してもらえるかを考える必要があります。一度でうまく伝わらない場合には、伝え方を工夫するなど、改善しています。
今後も、これまでの経験を生かして、人に何かを伝える仕事をしていきたいと考えています。自分の経験等を話すことで、障がいについて考えるきっかけになれば嬉しいです。自分がやりたいと、これまで思っていたことが、一つずつ実現してきました。今の仕事を通じて様々な経験をする中で、これからやりたいことを見つけていきたいと思っています。現在の仕事には大きなやりがいを感じているので、まずは、今の仕事を大切にしながら、今後のことを考えていきたいです。
短時間で働きたいと考えている人にとって、週10時間未満という働き方が特別なものではなく、一つの選択肢になってほしいと思っています。一人ひとりの体調や希望に応じて、働く時間を選べることが当たり前になってほしいです。
また、自分がやりたいと思ったことに挑戦でき、それを企業が応援してくれる社会になれば嬉しいです。やりたいと思ったことを実現できる機会が、もっと増えてほしいと思っています。中には、長い時間、働くことが難しくても、働きたい、何かに挑戦したいと考えている人がいます。企業の方にも、短時間だから仕事を任せられないと考えるのではなく、その人ができることや、やりたいことを一緒に考えてもらえると嬉しいです。
このページの所管所属は産業労働局 労働部雇用労政課です。